白磁 25
ユノは、ふっ‥‥と、目が覚めた。 辺りは真っ暗だ。 今が、何日で、 何時なのか‥‥解らない。 虫の鳴き声がするから、 きっと夜中なんだろう。 「チャンミン‥‥?」 ユノは、部屋の中を見回した。 チャンミンはいない。 「チャンミン? どこ? あっ‥‥」 立ち上がると、 チャンミンの放ったものが溢れ、... 続きをみる