狂気と愛の境目22
その日の仕事は、 もちろんチャンミンと一緒だったが、 周りには、たくさんの人がいたので、 なかなか、 二人きりで、込み入った話をすることは、 できなかった。 ユノは、家に帰ってから、ゆっくり話そうと思っていたのに、 その夜のチャンミンは、 なかなかに、 情熱的だった。 家につくと、 すぐ服を脱がさ... 続きをみる
狂気と愛の境目21
「この前の事件って…… お前の件か?」 「………うん。」 ユノは、頷いた。 「犯人、捕まったのか? 別の被害者が出たのか?」 「え?」 「お前なんで、 そんなこと知ってるんだ? 誰から聞いたんだ?」 ユノは逆にマネージャーに質問され、 戸惑った。 「チャンミンが…… 警察が犯人を捕まえたって……」... 続きをみる
狂気と愛の境目20
チャンミンには、 ああ言ったものの、 ユノは、やはり、 事件の顛末が気になった。 他の被害者達は、 どうしたのだろうか? 自分の他に、 何人くらい被害者がいるんだろうか…… だが、いくらネットで検索しても、 それらしき事件の記事が無い。 「場所は、ソウルだし、 連続婦女暴行強盗事件で、 犯人4人逮... 続きをみる