白磁 16
チャンミンとのSEXは、
ユノに、
深い快感と、
癒しを与えた。
チャンミンは、
ユノの嫌がるやり方を、
一切、しなかった。
何も言わなくても、
ユノの触れて欲しいところに、
触れてくれるし、
ユノのして欲しいことを、
してくれる。
ユノに合わせて、
ユノの好きなリズムで、
突き上げてくれるし、
ユノの好きなタイミングで、
達ってくれる。
触り方も、
動き方も、
要する時間も、
全てがユノの好みだった。
天性の手練れなのか、
偶然、相性が抜群にいいのか、
よく解らなかったが、
ともかく、
ユノにとって、
始終、『気持ちいい』しかなかった。
ユノは、
今まで、数えきれないほどの男達と寝てきたが、
SEXをしながら、
涙が出たのは初めてだった。
過ぎる快感からの涙なのか、
快感を受け止める幸せからくる涙なのか、
ユノには、解らなかっが、
それほど、
チャンミンとのSEXは、
よかった。
チャンミンのベッドの中で、
朝になり、
昼になり、
夕方、
チャンミンに送られ、
ユノは、そのまま仕事に行った。
仕事が終わると、
チャンミンが迎えに行き、
また、チャンミンのベッドの中に、
帰ってきた。
苦痛など微塵もなかった。
ただただ、心地よい時間だった。
チャンミンの優しい気遣いと、
SEXに、
ユノは、完全に囚われた。
そうして、
三日三晩、
二人は一緒に過ごし、
窯の開けるからと、
チャンミンは、工房に帰って行った。