苦いチョコレート

東方神起ミンホ。闇小説(ホラー&暴力系)多し。

狂気と愛の境目22

その日の仕事は、

もちろんチャンミンと一緒だったが、


周りには、たくさんの人がいたので、


なかなか、

二人きりで、込み入った話をすることは、

できなかった。



ユノは、家に帰ってから、ゆっくり話そうと思っていたのに、


その夜のチャンミンは、

なかなかに、

情熱的だった。



家につくと、

すぐ服を脱がされ、

身体中を舐められ、

愛撫された。


後ろのほうも、

挿入こそしなかったが、

指を何本も入れられ、

かき回された。



ユノは、一晩中、

チャンミンに喘がされ、


チャンミンに質問する機会を失った。



いつ寝たのか……


気がつくと、もう朝で、

チャンミンは、すでに起きて、

出かける支度をしていた。




「チャンミン……」




「ユノ。

起きた?

おはよう。」




チャンミンは、ユノに近寄ると、

キスをした。


朝から、情熱的なキスだった。




「んう……

チャンミン……

ちょ……」



チャンミンは、チウッとユノの肉厚な下唇を吸うと、

離れた。




「声が、かすれてるね。

鳴かせすきちゃったかな。

今日は、夕方からだよね。

それまで、休んでて……

あとでマネヒョンと一緒に、

迎えにくるよ。」



「チャンミンは、どこにいくんだ?」



「僕は、ちょっとトレーニング。

それから、トレーナーとランチします。

ユノの食事は、

キッチンに、用意してありますから。」



チャンミンは、

そう言うと、

もう一度、ユノにチュッとキスして、

出ていった。



ユノは、ノロノロと起き上がると、

キッチンに向かった。