苦いチョコレート

東方神起ミンホ。闇小説(ホラー&暴力系)多し。

2019年5月のブログ記事

  • 白磁 11

    「テミン…… も…… よせ……」 何度、 抱き合っただうか…… テミンは、 まだ、ユノのモノを、 口に含もうとした。 すでに、 明け方近くなり、 カーテンの外が、 白み初めている。 「テミン。 朝だ。 チャンミンが帰ってくる。 もう、よせ。」 テミンは、顔を上げた。 「チャンミニヒョンが気になる?... 続きをみる

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  • 白磁 10

    薄明かりの中、 テミンの白い裸体が、 浮かび上がった。 テミンは、全裸だった。 「テ、テミン? 何してるんだ?」 テミンは、 妖艶に笑った。 「ユノヒョンが素敵だったから、 我慢できなくて、 来ちゃった。」 テミンは、 再び、 ユノの股間に顔を埋めた。 「うっ…… や、やめ……」 「ふふ…… ユノ... 続きをみる

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  • 白磁 9

    絵付けが終わると、 約束どおり、 二人で、 少し早めの夕食を食べた。 「これから徹夜だから……」 と、チャンミンは、 その夜は、 酒は飲まなかったので、 ユノも、それに付き合った。 代わりに、 食後にコーン茶を飲んでいると、 「やっぱり…… 少しだけ……」 と、 チャンミンはユノの手を引き、 客間... 続きをみる

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  • 白磁8

    二人は、飽きることく抱き合い、 やがて空が白み始めた頃、 互いの身体から、 やっと手を離し、 浅い眠りについた。 次の日は、 一緒に遅い朝食を食べ、 午後からは、 チャンミンが絵付けをするのを、 見学した。 まだ、焼く前の無地の皿に、 チャンミンが絵筆一本で、 美しい紋様を描いていく様を、 ユノは... 続きをみる

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  • 白磁 7

    窯から戻ると、 チャンミンは、 「特別な部屋です。」と、 工房の奥の部屋に案内してくれた。 「どうぞ……」 ユノは、チャンミンに促され、 中に入った。 「うわ……」 そこはさながら、 陶器の美術館のようだった。 白い生地に、 極彩色の絵が施された陶器の芸術品が、 並んでいた。 「綺麗だな……」 「... 続きをみる

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  • 白磁 6

    工房の外に出ると、 建物の裏手は、 低い山になっていた。 チャンミンに促され、 山の方に向かって歩いていくと、 大きな窯が、 三台あった。 火が点いているらしい。 少し離れた所から見ていても、 熱い。 窯の前でも、 何人もの職人が作業していた。 「テミン!」 チャンミンは、 作業していた職人の中で... 続きをみる

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  • 白磁 5

    チャンミンの工房は、 ソウル郊外の、 人里離れた寂しい場所にあった。 barで飲みながら、 チャンミンに説明された。 「何も無い田舎なんですよ。」 「俺の実家も田舎だよ。」 「よければ2、3日泊まっていってください。 古い家だけど、 部屋だけは、たくさんあるんですよ。 旅行のつもりで、 ゆっくり来... 続きをみる

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