白磁 21
その夜、
ユノは、チャンミンと一緒に夕食を取った。
夕食前に、チャンミンがシャワーを浴びに行った時、
ユノも一緒にバスルームに入り、
軽く抱き合った。
夕食後、
窯が心配だからと、
チャンミンは、
早々に窯の所へ戻った。
「一人にさせてしまって、
すみません。
今夜は、ゆっくり休んでくださいね。」
チャンミンはそう言うと、
ユノに熱烈なキスをして、
「僕を思い出しながら‥‥」
と付け加えると、窯の所へ戻っていった。
「もう‥‥
ほんとに‥‥
眠れなくなるだろ‥‥」
ユノは、チャンミンが口づけていった唇を抑えながら、
熱いため息をついた。
だが、
夕食の時、
チャンミンと一緒に飲んだ酒と、
日々の疲れもあってか、
ユノは以外に早く、
眠りについた。
夜中、
誰かが、自分の上で蠢いている気配で、
ユノは、目が覚めた。
口淫されている。
てっきり、
チャンミンが我慢出来ずに、
戻ってきたのだと思った。
「ふふ‥‥
チャンミン‥‥
悪い子だ。
窯はどうしたんだ?」
「残念でした。
チャンミニヒョンじゃないよ。
俺だよ。」
「っ!?」
ユノのモノは、
いきなり、
暖かなキツイ場所に包まれた。