苦いチョコレート

東方神起ミンホ。闇小説(ホラー&暴力系)多し。

白磁24

幸い、

チャンミンがいれてくれたカフェオレは、


普通のマグカップに入っていた。



どうみても、動物の骨入りのカップじゃない。


よかった‥‥


ユノは、安心して甘いカフェオレを、

飲んだ。



だが、胃が重かったせいか、


いつもはおいしいカフェオレが、

おいしく感じなかった。


だが、

チャンミンが、せっかくいれてくれたカフェオレだ。


ユノは、我慢して、

全部飲み干した。




その日はずっと‥

チャンミンと過ごした。



チャンミンは、

火入れも終わり、

作品が成功したせいか、


すごぶる機嫌が良く、

ユノを、抱きしめて離さなかった。



1日中、ベッドの中で、

抱き合った。



何度もSEXをしては、

疲れてうとうとし、


目が覚めて腹が減れば、


飯を食べ、


シャワーを浴び、

風呂場でも抱き合い、


ベッドに戻って、

また、抱き合った。



こんなにいっへんに何度もSEXしたのは、

初めてかもしれない。


してもしても、足りない気がした。



そのうち、

ユノは、

自分の身体が、

おかしいことに気がついた。



もう何度達ったか解らない。



既に、出るものも出ない。



それなのに、

身体だけは、欲しがり、

勃起し、

中だけでまだ達する。


後ろが熱をもち、

腫れぼったくなってきた。


いや、恐らく、

長時間のSEXで、

ユノの後ろは、もう赤く腫れているだろう。



おかしい‥‥



チャンミンもまだ、

腰を動かしている。



おかしい‥‥




こんなに、

長時間、

何度も、

おかしい‥‥



まるで二人して、

おかしな薬でもやったみたいだ。



薬?



そういえば‥‥



ユノは、朦朧とする頭で考えた。



チャンミンがいれてくれたカフェオレが、

いつもは美味しいのに、


変な味がした。




まさか‥‥


まさか‥‥



チャンミン‥‥





「ユノ‥‥

ユノ‥‥」




チャンミンの腰の動きが激しくなった。




チャンミン‥‥?



なんで‥‥?



どうして‥‥?




最後に強く突き上げられ、

ユノは、ついに、


意識を手放した。