苦いチョコレート

東方神起ミンホ。闇小説(ホラー&暴力系)多し。

狂気と愛の境目6

それからの行為は、

暴力以外の何ものでもなかった。



ユノがどんなに、泣きわめき、

哀願しようと、


男達は、行為を止めようとはしなかった。



4人の男達が、代わる代わるユノ上にのし掛かった。



何回、挿入されたか、

解らない。


痛みと、ショックで意識が、

朦朧としてきた。



「おい!

そろそろ戻らないとヤバイぞ!」



「まて……

あと少し……

うっ……」



ユノに乗っかって、

腰を振っていた男が、

ユノから、降りた。



ピッ!

ピッ!



携帯カメラの、

ボタンを押す音がする。



「やめ……」



ユノは、とっさに顔を隠した。



「警察に訴えようなんて、

思うなよ。

少しでもそんな気配を感じたら、すぐにこの写真をネットにばらまくからな。」



「なんたって、今は、

SNSの時代だからな。」



男達は、ゲラゲラと笑った。



「やめ……

それ……だけは、

やめて……く…れ。」



「あんたが、大人しくいい子にしてれば、

この写真は、永遠的に出回らないさ。」



男は、携帯をポケットにしまった。



「じゃあな。

チェガン・チャンミンに、

よろしくな。」



男達は、ユノを置き去りにして、

地下室から出て行った。